さくらスタンダードからミニバードへサーバー移転

このブログは今までさくらのレンタルサーバーのスタンダードプランを使っていた。10ヶ月使って大きな不満は特になし。

移転のきっかけはとある記事がSNSで拡散され、このブログにしては大量のアクセスがきた事。大量といっても1日でたかだか4000PV程度だったのだが、それで503エラーが少し出ちゃったんだよねぇ。ピークの時間帯を見た訳じゃないのであくまで推測値だがGoogleアナリティクスの「リアルタイム」で100人前後という所だろうか。

気になってあれこれ検索で調べてみると、どうもさくらのレンタルサーバーはPHPの実行速度が遅めでWordpressにあまり向いていないらしい。

このブログで使用しているテーマはSimplicityで準レスポンシブ。それにWP Fastest CacheプラグインでPC表示のみキャッシュ。無料だとモバイルは非対応なのでスマホからのアクセスの負荷が重かった可能性はある。

移転先はネットオウルのミニバード

WordPressの軽量化で対応できそうと思ったのは事実だが、物はついでなのでサーバーを移転する事にした。本当はファイアバードにするつもりだったのだが、ちょうどキャンペーンでミニバードの初期費用が無料だったのでつい…。

一見はさくらスタンダードからミニバードでクラス落ちのように見えるが、実はそうでもない。1日にWordpressで表示できるページ数はさくらと同程度か、むしろミニバードのほうが多いのではと予想している。

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ミニバード

移転作業

移転作業には半日ほどかかった。まずは要らないテーマやプラグイン、バックアップデータなどを削除、データベースを最適化などして容量を減らしておく。そしてDuplicatorを使わず、Wordpressのフォルダを丸ごと移動してデータベースのインポート、Wp-configの書き換えだけで済ませた。

躓いたというかダマされたのはミニバードの『移転前動作確認url』ってやつ。WordPressのテーマが一切反映されない状態で表示されるので移転作業を失敗したかと勘違いしてやり直しとかしてしまった。自分のPCのhosts書き換えてブラウザで確認したほうが確実だ。

容量

ディスク容量は100Gとかあっても使いきれないのであまり気にする必要はない。実際さくらで10ヶ月ブログを運営してディスク使用量は1Gもいかなかったし。リサイズなしのデジカメ画像やRAWデータ、動画などを大量に掲載みたいな使いかたなら話はまた別だろうけど。

という事でさくらスタンダードの100Gからミニバードの50Gになっても自分の場合は全く影響なし。容量が足りなくなる前にもっと上位のサーバーに移転しちゃうだろうしね。

転送量

サーバーの転送量だが、さくらのスタンダードは1日80Gと同じ価格帯の中では飛び抜けて多い。これがスタンダードを選んだ最大の理由だった。でもWordpressでブログを書く場合はあまり意味がなかった。

というのもさくらはリソース割り当てが厳しいから同時接続数が増えてくるとアクセスを捌ききれなくなる。このためWordpressの場合だと転送量上限まで使い切るのはまず無理。

なお、さくらにはリソースブースト機能というものがあり、これを使うと通常の3倍まで処理能力がアップする。SNSで突然バズった時に便利そうな機能に見えるのだが、一度使うと2週間使えなくなるうえに手動でONにしないと使えない。これじゃアクセスを常に監視できる人でもない限り使い物にならないんじゃないかね。

ミニバードの転送量は1月で150G。それを1日に換算すると5Gが目安。このブログだと単純計算で1日15000PVぐらい、余裕を見ても10000PVはいけそうである。画像みたいな大きいデータはCDN使うなどしたらじゅうぶんかな。

事前の情報収集でもgoogleアナリティクスの『現在……人のアクティブユーザーがサイトを訪問しています』の人数がさくらよりミニバードのほうが数字が良いケースが多かった。

使用感

全体的な印象として、さくらはちょっと遅めだが上下変動が少なく安定している感じ。対してミニバードは速いが時々ガクンとレスポンスが落ちる。収容人数の差やリソース割り当てがさくらよりも贅沢なぶん同居人の影響を受けやすいのだと思う。

WordPressの管理画面はミニバードのほうが軽い。テーマ『Simplicity』を外観のカスタマイズでいじった時に変更が反映されるまでの間が体感でさくらの半分ぐらいの時が多い。

PageSpeed Insightsのスコアは全く変わらず。ただし、キャッシュプラグインなしで計測するとミニバードのほうが倍ぐらい応答速度が速い。

GTMetrixのスコアについても実質的にはほぼ同じ。Googleアドセンスの広告が重いか軽いかでスコアにぶれが出るだけ。Waterfallで見た感じだと1つ1つのファイルの転送速度そのものはさくらのほうが速いみたい。ミニバードのほうが回線が細いんかね?(海外からのアクセスではってだけで、国内からならさくらと差はない)

アクセス解析

アクセスログがさくらのWebalizerより見易いのだが、その代わり保存できるログの総量がかなり少ない事に気づいた。最大で500000行(1アカウントで一日に解析できるログ数の上限は 10万行)だそうで長期間の解析には不向きだ。普段はGoogle Analyticsなどを使っているからさほど問題はないのだが若干不満。

全てのログを対象とした「ヒット解析」から「ページビュー解析」に切り替えれば雑多なファイルの読み込みが除外されるので一応は長期間の解析可能になるが…。転送量の制限が気になるので、転送量の詳細がわかるヒット解析から変える気にならない。PVはAnalyticsに任せればいいかな。


まだ試用期間が終わったばかりだが、今のところ満足度はかなり高い。さくらのスタンダードでも月々の維持費が500円程度だったが、ミニバードはさらにその半分である。
最初からこっちにしておけば良かったと思う事しきり(といっても年間で3000円ぐらいの差でしかないが)。
とりあえずWordpressを始めるのならミニバード、かなりお薦めできそうな感じ。

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追記
3ヶ月使用してみたがやはりいい感じ。Google Analyticsの『サイトの速度』項の平均読み込み時間を見るとミニバードのほうが平均で1秒ほどさくらより速いようだ。ただまあ、その間にPHPのバージョンアップがあったり微妙にプラグインの構成を変更したり等あるので厳密な比較ではない。

その他、さくらにはあったWAF(Web Application Firewall)機能がない。WordPressの場合はBBQ(Block Bad Queries)NinjaFirewallのようなWAFを導入したほうがいいかもしれない。気休めといえば気休めなのだがNinjaFirewallはFirewall以外のセキュリティ機能もWordPress本体より前に作動するのでオーバーヘッド少なめ(順序としては.htaccess→NinjaFirewall→WordPressとなる)。BBQもシンプルかつ超軽量で設定不要でメンテナンスフリー、他のプラグインとのコンフリクトなしとお薦め度高し。

 
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