『Steve Jackson’s Sorcery!Parts 1&2』ゲームブック懐かしい…

タイトルでおわかりの通りゲームブックの『ソーサリー』をPC・スマホに移植したものである。人によっては「なんちゅうもんを作ってくれたんや……なんちゅうもんを……」と言いたくなるような懐かしの代物だ。

タイトルが一緒なだけで別物じゃないの?と思うかもしれないが1の舞台はシャムタンティの丘で2は城塞都市カーレ、ええ、やっぱり同じです。イラストも往年のあの絵柄そのまんま。ただ、内容についてはもう記憶が相当怪しくなってるので全く同じとも言い切れませぬ。

Sorcery_Image

1名様ご案内~

ゲームブックって何?

コマンド選択式AVG形式で進める一人用テーブルトークRPGを本の形で再現したもの、とでもいうべきか。本文を読み進めていくと選択肢が出現し「Aなら…ページへ、Bなら…ページへ」と読み進めて、イベント・戦闘ではダイスを振って成否判定って感じ。

日本で第一弾の『火吹き山の魔法使い』が発売されたのが1984年であり、ドラゴンクエスト1よりも早い。RPGやりたいけどパソコンがない・『Dugeons & Dragons』のようなTRPGやりたいけど相手がいない、こういう層のニーズをガッチリ掴み他の出版社も合わせるとかなりの数が発売されたのだ。まあ、その後はゲーム機にRPGブームがきて一気に廃れてしまうのだが…。その後のSFC『弟切草』あたりから始まったビジュアルノベルがゲームブックの後継者といえる。

そんで『ソーサリー』は全4巻とゲームブックの中では最長編の部類に入り、かつ評価も高い作品だったのだ。自分は知らなかったのだが2000年代になってから新訳版が出版されていたそうだ。ただし、こちらも現在では中古しか手に入らないようだが…。

「Sorcery!」ゲーム版のほうは?

なお言語は英語のみで日本語はなし。日本語化も言語ファイルがぽんと置かれてるタイプじゃないのでちょっと難しそう。データ類は.obbという形式で全てパックされちゃってるので自分程度の知識では手が出せなかった。でもわりと簡単な文章だし、時間制限がある訳でもないので読むのに苦労はしないんじゃないかと思う。

実際の文章はこんな感じ

実際の文章はこんな感じ

操作は元がスマホ用だけあってクリックとドラッグのみ。本はページをめくる時にうっかり先の展開を見ちゃったりとかあったが、ゲームの場合はそういう事がないのはよい。

BGMは基本的に流れず、普段は雑踏や烏の鳴声などの環境音と効果音だけ。呪文書やインベントリを開いた時、特定の場面でのみBGMがかかる。

Sorcery_Spellbook

キャラメイクは男女の選択のみで技術点や運のようなステータスはなし。

ゲームの進行状況は自動セーブで前回終了したところから自動でスタートという形式。

トライ&エラーを何度も繰り返して正しいルートを探す。選択をミスるとあっさり御陀仏。中央のアイコンから任意の所まで巻き戻せるのでさほどストレスは感じない。当たり前かもしれないが巻き戻した場所から先の進行状況は消えてしまう。

Sorcery_1_MAP

当然、ズームイン・アウトは自在

戦闘はゲームブック版と違い、ちょっと戦略性が増してる。
敵の挙動を文章から推測して攻撃か防御を選択。攻撃の場合はさらに力の込め具合を調節して相手の攻撃力を上回っていればダメージ。攻撃力の差が大きければより高いダメージになるがパワー消費も激しいので多用できない。
防御は相手の攻撃力に関係なく-1ダメージ(相手も防御の場合はお互いダメージなし)。
Sorcery_Battle

相手の高パワー攻撃を読んで防御、弱攻撃時にこちらの高パワー攻撃をカウンターヒットさせられれば…みたいな感じ。


Sorcery!
Sorcery! (600円)
(2016.04.13時点)
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購入はsteamやhumble、あとスマホでGoogle PlayとApp Storeから。Part 3も現在発売中で4も2016年内予定。

steamで扱うようになったのは2016年2月からだけどiOS版は2013年の発売なので人によっては今更…な情報ですかね。

ほんとはゲームブック風の古典名作RPG『Darklands』の紹介をするつもりだったのだが、フォントのあまりの読み辛さに現在休止中。そろそろ手をつけようかと思ったらソーサリーを見つけてしまったので急遽こちらに変更。Darklandsもほんとイイ味出してるからそのうちに……


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